コロナの終焉に伴い経済活動が正常化が期待されるという会社の判断の下、再び単身赴任となりました。コロナ禍の中では一度ホームタウンに戻って休業&在宅勤務勤務となり家族と一緒に暮らしていましたので、それまでの単身赴任の時に使っていた家具や家電及び日用品は全て処分してしまっていました。今回はその中で初めて単身赴任する人と同じように家財道具を準備しなければいけない状況になりました。
あと数年で定年となる僕にとって新しく家具家電を揃えるのは大きな出費。百歩譲って買い揃えるのは良いとしても今度処分しなければならない時に『もったいない』という罪の意識がぬぐい切れません。今回は家具家電を極力購入せずに済む方法を探ってみました。
目次
家具家電付きか?レンタルか?
単身赴任に必要な家具家電
家族と離れて単身赴任って環境が変化するのもストレスですが、その地でできるだけ快適に暮らしたいと思います。そのためには『必要最低限の家具家電』を揃えて新生活をスタートしなければなりません。揃えておかないといけないのは以下の通りです。
・電化製品(TV,冷蔵庫,電子レンジ,洗濯機,掃除機は必須。
他にヘアドライヤー,オーブントースター,コーヒーを飲む電気ポットなど)
・家具(寝具=ベッド/マットレス/掛け布団/シーツ/枕/毛布など)
食卓、椅子(パソコンの為の作業机と食卓は一緒でもいいかも?)
個人的にはより快適に過ごすために以下の物を追加購入しました。
・ウォッシュレット(自分のを持っていきたい)
取付も素人の僕でも簡単にできました。
・電動歯ブラシ
歯は一生大切にするのでよく磨くためには電動歯ブラシがおススメです。
・TVゲーム(PS5/Xbox)
・ノートパソコンと大型モニター
・ロボット掃除機
・ズボンプレッサー(アイロンの時間はもったいないのでノーアイロンとクリーニングを
活用しています)
家具家電付きマンションで付属しなかった家具家電
新品の電化製品がついてくるのではないですが、先ほど必須と書いたTV/冷蔵庫/電子レンジ/洗濯機/掃除機とヘアドライヤーと電気ポットまでも付属していました。家具に関しても寝具関係はベッドフレーム/新品マットレス/机/椅子/TV台と一通りホテル並みの生活ができるのは?と思われるだけのものが付属していました。
逆に付属してなかったのはウォッシュレット(ここが意外でした。普通の物件でもウォッシュレットが付いているマンションは多いのですが。。。)だけであとは自分の好みのものをアレンジすればよいということになってました。
家具家電をレンタルにしなかった理由
家具家電をレンタルするという手もありましたが、これだけのものを揃えようとすると契約年数条件と新品/中古のレンタル条件にも異なりますが恐らく5000円以上毎月かかります。これが家具家電付きマンションであれば家賃に含まれており、会社も家賃補助をしてくれるので助かります。この差は大きいので家具家電付きの一択で物件探しを進めました。
家具家電付きマンションを探すには?
物件は限られていますし扱っている不動産屋さんも限られています。いつもお世話になっている大手不動産屋さんでは家具家電付きマンションの取り扱いはなく別途『家具家電のリース』を紹介されました。
家具家電付きマンションにこだわるのであれば、まずは手配可能な不動産屋さん探しから始める必要があります。
『SUUMO(スーモ)』を活用して条件に見合うような物件を数件選び、そこに登録している不動産屋さんからのファーストコンタクトを待つようにします。しばらくするとメールが来るのでそこから細かい条件『通勤時間』『希望交通手段』『間取り』『予算』『希望築年数』等をメールに記載して更に『家具家電付きのマンションを希望』とはっきり伝えるようにしました。そこで対応できる不動産屋さんを絞り込むことができます。
良い不動産屋さんとは?
こちらが細かく条件を出したにも関わらず、全く異なる物件を提示してくる不動産屋さんも中にはいます。(実際に多かったです)これは時間の無駄ですのですぐに切り捨てていき、こちらの条件を理解してくれる不動産屋さん1-2件に絞り込むことができます。
引っ越しまでの時間がないので、テンポよく対応してくれる不動産屋さんで選ぶのが良いと思います。最近では専任契約物件以外はどこの不動産屋さんでも対応してくれます。専任契約物件が必ずしも良いとは限りませんし自分の中の条件にかなうような専任契約物件を見つける方が難しいと思います。
物件資料と口コミサイトで吟味
できるだけたくさんの物件資料を送ってもらってあとはその資料を見比べることが大切だと思います。徒歩圏内にあるものがなになのか?色んな条件で不備や疑問点はないか?等々。それでもわからない場合はマンション名をGoogle等で調べたら居住者たちの口コミが掲載されています。すべてが正しいとは思いませんが、一応参考にすればよいと思います。
ちなみに僕も『マンションノート』というサイトで以前に住んでいた口コミを書いたりしていますので、閲覧することも可能でした。
家具家電付きマンションのメリットとデメリット
結果としてこの方法で無事に家具家電付きマンションを契約することができて今はそこで快適に暮らしています。住んでみて思うメリットデメリットを紹介したく思います。
家具家電付きマンションのメリット
・引っ越しが簡単で安くついた
今回引っ越し荷物は服と布団、日用品とゲーム関係等々で1トン車で5㎥でおさまりま
した。引っ越しにかかる時間も搬出/搬入がそれぞれ30分ずつで終わりました。
・家具家電を購入費用と時間を節約することができた
ここが大きいと思います。おそらく単身赴任の家具家電を揃えるとなると15万円くらい
の出費は必要となります。更に一通り選ぶのに選択購入する時間もかかり、引っ越しの
時にも荷入れ作業が引っ越し業者さんだけでなく、電気屋さんと家具屋さんに来てもら
うというバタバタな状況になることが予想されます。
家具家電付きマンションのデメリット
・自分の好みの電化製品が選べない
特にTVの大きさは22インチと最近のテレビとしてはかなりの小ぶりです。
また洗濯機も4.5㎏とたくさん貯めて週末に洗濯っていうわけにはいきません。
・冷凍庫の中が霜だらけだった
前の居住者さんから電源が入れっぱなしのせいなのか、冷凍庫の中が霜で覆われて
いました。引っ越した時の最初の仕事は霜取りから始まりました。
(お湯で絞ったタオルで何回も何回もふき取るという地道な作業)
・エアコンが壊れていた
15年前のマンションで電化製品はそのまま変わっていません。
特にエアコンは結構ひどかったので管理会社に連絡をした結果
新しいエアコンに交換するということになりました。
(電気代もこれで節約できそうです)