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フライパン選びは慎重に~フッ素樹脂加工のPFOAの規制について

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先日フライパンを傷つけてしまい
そこから塗装が剝げてしまったので買い替えようと
深堀りして色々と探しました。
そこからわかってきたすごい話を紹介します。

くっつかないフライパン:テフロン加工

テフロン加工というのはフッ素樹脂加工のことで
テフロンはTMつまり商標の事
ちなみに『ダイヤモンドコート』『マーブルコート』
樹脂加工の製法の一つ
フッ素自体を問題にしているのではなく
フライパンにフッ素を塗装する際に接着するために
使われていた
PFOA(パーフルオロオクタン酸)とPFOS(パーフルオロオクタンスルフォン酸)
世界的に問題視されているのです。

世界の規制状況

PFOSは2006年にEUとアメリカで規制対象となり日本も2010年に輸入規制が入りました
一方PFOAは2019年5月のストックホルム条約で
自然環境内での難分解性と
生物内への長期間の蓄積性が問題になり廃絶が提言され
翌年2020年7月にEUは製造が禁止されました。
日本も昨年2021年閣議決定によりPFOAの輸入規制が発表されました。

フッ素加工をする場合に
PFOAとPFOSを使って接着しているフライパンと
使ってないフライパンを見極める必要があるということが分かりました。

フッ素加工のフライパンの注意事項

全てのフッ素加工のフライパンには
必ず『中火以下で使用してください』『強火で使用しないでください』と
書かれてありますが高温になると有毒ガスが発生するらしいです。
高温の調理はもちろん、空焚き(洗ったあとに水を飛ばすための空焚きを含む)は
PFOS/PFOAの含有に関わらずやめるようにしましょう

PFOA/PFOSが使われていないフライパン

去年の規制発表だったのでほとんどのメーカーが使っているのでは?
と思ったりもしましたが、当初からフッ素加工でも
違う接着技術を用いて販売しているメーカーもありましたので
ここに数個紹介しておきます。
調べたらヨーロッパばかり出てきました。

グリーンパン(ベルギー)⇒最近おしゃれな雑貨屋さんでも置いてます。

我が家もお鍋を中心に使っている フィスラー(ドイツ)

スキャンパン(僕の好きなデンマーク)

日本で一番売れている有名メーカー ティファール(フランス)

日本では超優良企業の京セラさん🎵

さすがです!
京セラさんはフッ素樹脂加工ではなく
得意分野のセラミック加工のセラブリッド🄬フライパンを独自開発されています。
我が家でも一つ購入して使っていますが
非常に好評です。おそらく品質としては他のものと見劣りをするどころか
一番よいかもしれません。

我が家は

予算の関係でヨーロッパのフライパンは手が出ず
京セラさんにお世話になっております。
稲盛会長様本当にありがとうございます。
(数々の著書も拝読させてもらっています。)

こむパ
こむパ
焦げ付かないためのフッ素加工は活用したいが、製造過程に着目する必要があります。しっかりした技術力のあるメーカーを選びましょう
こむパ
こむパ
最後までお読みいただきありがとうございました。

楽天市場ならこれがイチオシ(我が家でも使っています)

京セラはご存知の通り京都伏見に本社がある世界的な企業
その研究姿勢と技術力の高さは安心安全を売りにしている
信頼のおける大企業です。








ABOUT ME
こむぎのパパ
中学時代の顧問の先生の影響で高校英語教師を目指す。 教育実習後、産休教師として夢の教職に就いたが挫折し半年で退職。 外資系企業に就職し最近は地方の支店長として日本各地を転々。 そのおかげたくさんの人や場所に触れ合うことができました。 野球は関西人のくせに生まれた時からドラゴンズブルーの血が流れています。

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