2022年9月7日から日本政府のコロナ対策を次のステップへ
移行することを発表しました。
なぜか最近、地元に外国人誘客が必要だって
目覚めて躍起に活動しようとしている僕。
今がそのタイミングなのかと思って
あれこれ各地域の活動をネットサーフィンしながら楽しんでいます。
目次
東海地区は昇竜道
外国人誘客の為に各自治体は近隣県と連携しながら
あれこれとプロモーションを実施していますが
中部国際空港から入ってくる観光客誘客の今までの目玉は
昇竜道
愛知県から北陸方面へ抜けるルートが竜の
姿に似ているから名付けられた名前。
特に石川県能登半島が竜の頭の形に似ているのがきっかけだとか。
中日ドラゴンズファンの僕としては本当に嬉しい名前です。
台湾や中国の中華圏から来る人にはちょうど良いネーミングですよね。
このルートを利用する観光客の最大の目玉は黒部アルペンルート。
季節による変動と観光素材が少し中高年向きというのが課題かもしれません。
(関東はTDR、関西はUSJとF1/F2世代が来てくれることで
観光客の年齢層が幅広くなっているのも事実です。)
昇竜道で愛知県をスキップ?
また実際に来る外国人観光客もセントレアから入国しても
一泊目を岐阜市内へ、もしくは更に高山や下呂温泉まで足を延ばして
実際には愛知県での観光客が根付いていないかもしれません。
岐阜県の外国人観光客誘致活動がすごい!
2018年外国人宿泊者数の前年進捗率第1位が岐阜県だった
コロナ前の2018年外国人延べ宿泊者数(宿泊人数X滞在日数)の
前年対比の進捗率が全国平均18%だったのに、
岐阜県は第1位の52%を記録したらしいです。
(観光庁:宿泊旅行統計調査)
世界遺産の白川郷(愛知県に20年近く住んでいるのに行ったことがない)に
飛騨高山、そして日本の三大名湯の下呂温泉と
岐阜県は実はたくさんの観光資源が豊富です。
岐阜県観光PVがカッコイイ
各自治体は観光客誘致の為にYouTubeを活用した動画配信に力を入れています。
その中ですごいのが岐阜県。
一分間の尺の中に岐阜県を詰め込んでいます。
トムハンクス主演『ダヴィンチコード』撮影スタッフが作成
フランスの撮影チームを招聘して作成されたこのPV
調べてみると2020年にポニーキャニオンに岐阜県が業務委託をしたのがきっかけとか。
地元の人が普段何気なく見ている光景が
レンズを通してみると魅力的に映るのは不思議です。
旅行は非日常
地元の人の日常は県外や外国人にとっては非日常。
恐らく地元にいる人で作る映像だと
日常の光景すぎて気づかないこともたくさんあったと思います。
それを、しっかりと振り切って外国人撮影スタッフを起用。
しかもバチカンでロケをしていた
ダヴィンチコードの撮影スタッフを使うとは、
なんと思いっきりの良い岐阜県の戦略!
賛否両論があるのかもしれませんが
何気ない予算執行だと効果が出ません。
勝負に出た岐阜県庁に僕は拍手喝采します♫
約一分間の動画で魅力を凝縮させているPV
大自然をテーマにドローン撮影
飛騨山脈の山並み、長良川など美しい自然を表現しています。
岐阜の伝統文化を紹介
長良川の鵜飼い、郡上踊り、刃物の街-関市や美濃和紙などの伝統文化を魅力的に紹介
岐阜の美味しい食べ物
このPVの始まりは、今までと違う切り口でストーリー仕立て。
少し違和感をもちながら見てると、早い展開で
『NEED AWSOME JAPANESE FOOD』の文字が現れる。
そして開始から25秒後にやっと本番の食紹介。
(言うのが二回目ですが尺は1分しかありません。)
鮎、高山ラーメン、みたらし団子、飛騨牛にぎり寿司と
流れるように映像が切り替わり温泉へ!
ああ楽しそう!僕も行きたくなってきます。
がんばれ!岐阜県。
って応援しちゃいたくなります。
2020年公開されて視聴回数が
一本目だけが900万回視聴されているが
他の動画は数万回程度の視聴。
より多くの世界の人々の目に止まって欲しいと思います。
日本には観光資源がいっぱい
映像配信によって旅行気分が味わえますが
やはり実際にこれをきっかけに現地を訪問したくなります。
各都道府県にはまだまだ知らない
見どころや美味しい食べ物などが
満載されていると思います。
YouTube配信がきっかけになる観光誘致戦略は
これからもどんどん増えていく気がします。
最後までお読みいただきありがとうございました。