今年の夏に友人からメダカの卵を送ってもらったので
家の庭で試行錯誤をしながら育てようとしてます。
メダカの品種はみゆきメダカ(幹之めだか)のピンク色。
卵をゆうパックで送ってもらい
それを水道水からの24時間汲み置いた水で育てるという単純なものでした。
目次
メダカの卵から孵化を3回失敗
ゆうパックで送ってもらうと翌日に家に到着します。
到着した卵が孵化しなかった理由を以下の通りに検証してみます。
事例1 | 輸送条件が整わず、卵にカビが生えてて孵化しなかった |
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事例2 | 日当たりが良すぎて水温が上がってしまった。 |
事例3 | 日当たりが悪すぎて孵化のタイミングが遅すぎた |
卵にカビが生えてしまった
輸送条件と書きましたが、ゆうパックですから今年の夏の高温の車内にあったのかもしれません。
到着した元気な卵は透明なのですが、白く濁っている場合は何らかの理由で
カビが生えてしまったため孵化しないとのことです。
卵の糸が絡まってしまう
送られてきた卵を大きな水槽に移し替え時にそのまま
いれてしまうと、何個かの卵が一緒に固まって育っていきます。
卵同士を繋げる糸が絡み合って孵化しなかった場合もあります。
日当たりが重要だが水温の上がりすぎに注意
とりあえず『孵化するまではほったらかし』『孵化を早めるのには日当たりの時間が重要』
と書かれていたので庭の水鉢に放置してましたが
高温になりすぎたみたいです。
水は緑色に濁ってしまい、2-3週間経っても孵化しませんでした。
日照時間が長くて有名なところ。
住む場所によって環境を整えてあげることが必要ですね。
日当たりが悪すぎるのも失敗の原因
梅雨時に送ってもらった卵の場合
雨水が悪影響を与えるのでは?と思い
屋根の下に置いて育ててみました。
今年の梅雨空は長く続き梅雨明け宣言後も
雨の日が多く結果として日照不足が原因で
孵化しませんでした。
孵化から針子の誕生
4回目の挑戦でやっと孵化に成功し、針子が生まれました。
水槽の中で数ミリにも満たない針子が確認されたときは
本当に嬉しく友人にもすぐにLINKで報告しました。
3回の孵化失敗から改良したこと
今までの失敗を踏まえて今回は以下の事を気を付けました。
9月4日 メダカの卵がいつものゆうパックで到着
到着後 二つの水槽に分けて育てる。
一つは室内でもう一つは屋外で。
水槽に移し替える時に
卵を手で洗ってあげて糸をほぐすようにしました。
9月なので日差しも強いので直射日光を避けた
玄関の軒先で育てる。
室内の水槽は窓際近くに置いて放置。
9月10日 孵化確認
視認するのが難しいくらいですがミリ単位の針子が2匹確認できました。
産卵の翌日に卵を送ってもらったので、孵化までは約1週間。
そのあとも次々と孵化していき結局、生まれた針子は約20匹。
次は針子から稚魚へ戻す作業です。
針子の3日間は何を与えなくても大丈夫
生まれたての針子はお腹に栄養の入った袋があるので
何も餌を与えなくてもいいらしいです。
4日後から与え始めたメダカの餌
赤ちゃんのメダカは大人用の餌が大きすぎて食べれないので
ベビー専用の餌を与えるようにします。
インターネットで検索して2種類の餌を購入。
僕のおススメはこちら。
食いつきが非常によいです。
餌を与えすぎると水槽がすぐに汚れる
最初の頃は一日4回、一回3分程度で食べきれる量
と書かれてましたが、これがまた難しい。
結果、与えすぎてたんでしょうかね?
1週間経過すると水槽は茶色?(緑色?)に濁ってしまい。
お掃除が大変です。
稚魚に進化したので水槽を三つに分けてみました。
10月15日 孵化してから約1か月が経ったので
水槽を三つに分けました。
一つは冬に備えて室内用
これから冬支度の一環として早く稚魚から成魚に育てたいのですが
水温が下がると活動が鈍くなるみたいなので
万一のことを考えて6匹だけ暖かい室内で育てることにしました。
残り二つの水槽は庭で観察
この地域は氷点下にまで下がるようなことはないので
問題ないと思いますが
念のためにリスク分散をすることで
次の春に元気に成魚になって癒して欲しいと思っています。
より広いスペースで暮らしてもらえれば
良いのかと思っています。