アラフィフは
定年へまっしぐら
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【回顧と再発見】高校時代に出会った“脳外科ゲーム”の衝撃──PC-98『Life & Death II: The Brain』を語ろう

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1990年代初頭、パソコンゲームの世界では医療シミュレーションというジャンルが静かに確立されようとしていました。その中でひときわ異彩を放っていたのが、**『Life & Death II: The Brain(邦題:ライフ&デスII ザ・ブレイン)』**です。

この記事では、PC-9801で実際に遊んでいた私の体験とともに、この伝説的な脳外科シミュレーションゲームの魅力、なぜ流行らなかったのか、そして今あらためて伝えたいその面白さをお届けします。


◆ 高校時代、私は“見習い脳外科医”だった

このゲームに出会ったのは、私が高校生か大学生の頃。自宅にあったPC-9801で、深夜ひとり、真剣な表情でモニターに向かっていたのを今でも覚えています。

外来で患者さんの表情を見て、問診し、瞳孔の動きや反射をチェック。「顔色が悪い?麻痺がある?じゃあCTか…」と、まるで本物の研修医になったような気分で、診断の道筋を必死に追っていました。

そして、いざオペ室へ。

脳に穴をあけ、血腫を除去しようとするも、器具をミスって失敗。患者が亡くなり、静かに運ばれていく…そんな経験を何度も繰り返しました。

正直に言えば、まともに成功した手術は片手で数えるほどしかなかったかもしれません(笑)。


◆ このゲーム、どんな内容だったのか?

『Life & Death II』は、前作の一般外科編に続く続編で、舞台は脳神経外科。プレイヤーは見習い脳外科医として、病院内で患者を診察・診断し、必要に応じて頭部手術に挑みます。

主な流れは以下の通り:

  • 外来で患者を診察(問診・反射・眼球・レントゲン・CTなど)
  • 病名を判断(誤診すれば訴訟も…)
  • 手術適応のある場合は、オペ室へ
  • メスやドリルを使い、慎重に脳外科手術を実行
  • 成功すれば評価UP、失敗すれば…患者は亡くなり、解剖室送り

この緊張感とリアリティが、当時としては驚異的な体験でした。


◆ なぜ流行らなかったのか?

1. 難しすぎた操作性

手術中の操作は非常にシビアで、ほんの少し手順を間違えたり、器具を使う順番をミスすると即アウト。教室に戻され、罵倒され、また一からやり直し…

2. “ゲームで命を扱う”ことへの抵抗感

脳手術を題材にし、患者の死亡シーンまで描くというのは、今でこそシリアスゲームとして評価されるかもしれませんが、当時の日本のゲーム文化ではやや”重すぎた”。

3. PC-98というプラットフォームの限界

当時このゲームがプレイできたのは、PC-9801やFM-TOWNSといった限られた機種のみ。コンシューマー向けではなかったため、広く知られる機会が少なかったのも原因の一つです。


◆ でも、こんなに面白かった!

  • 実際に脳の病気を診断する流れはリアルで学びがある
  • 手術成功の達成感は、他のどんなゲームにもない
  • クラスルームで医学知識が増えていくのが楽しい
  • 操作が下手でも、何度でも挑戦できる“試行錯誤”の面白さ

まるで医学生になったような感覚と、ゲームならではの達成感が融合していました。

特に印象的だったのは、レントゲンやCTの画像を見ながら病名を予想する場面。今でいうと医療ドラマや手術ドキュメンタリーを、自分が実体験できるようなものです。


◆ 現代にこそ求められる?

最近では『Surgeon Simulator』や『Trauma Center』のように医療行為をテーマにしたゲームも登場していますが、教育とゲーム性を両立したこの作品の先進性には脱帽です。

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YouTubeで実況プレイ動画などを出せば、今でも話題になる可能性は十分にあります。


◆ まとめ:人の生死を扱う重さと、ゲームの面白さ

『Life & Death II: The Brain』は、決して「ウケ狙い」のゲームではありませんでした。

むしろ、リアルな医療現場を描こうと真剣に作られた作品です。

だからこそ、プレイヤーには緊張感と責任感が求められ、それがゲーム体験として強く心に残るのだと思います。

あの頃失敗続きだったあなたも、今なら慎重に手術できるかもしれません。

今こそ、このゲームの魅力を再発掘し、多くの人に伝えてみませんか?

“そして、今日もまた誰かの命があなたに託される――。”

ところで定年後の僕
色々新しいことに挑戦しています。
釣りにキャンプ
中古車オークションで中古車も買って楽しく過ごしていこうと思います。
そんな中でのYouTube配信も楽しみにしておいてください。

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ABOUT ME
こむぎのパパ
京都市生まれ、大学まで実家で過ごす。 外資系企業に就職し北海道から福岡まで5拠点での転勤と長年の単身赴任を経験。海外出張も多いおかげで、見分を広めることができました。 コロナをきっかけにブログを書き始め、定年1年前からは動画配信に興味をもちYouTube動画『こむパはこむぎのパパだから』を立ち上げました。 このブログ同様にYouTubeへもお立ち寄りいただき、チャンネル登録といいね!をお願いします。人生100年時代、まだまだ走り続けます~!