年末の大掃除で、ずっと見て見ぬふりをしていた場所があります。
それが 「自然換気口(給気口)」 です。

我が家は引っ越してから18年。
24時間換気の換気扇(排気側)は意識して掃除していたのに、自然換気口(給気側)は完全にノーマークでした。

今回初めて開けてみて、正直ショック。
写真だと伝わりにくいのですが、**「これは空気が通る入口として大丈夫なのか…?」**と思うくらい汚れていました。

でも結論から言うと、
品番さえ分かれば、Amazonで安く買えて、10分で交換できました。
同じように「自然換気口の掃除、忘れてた…」という方の参考になれば嬉しいです。


目次

自然換気口ってどこ?なぜ掃除が必要?

自然換気口(給気口)は、部屋の壁の上の方(天井近く)についていることが多いです。
丸いタイプや四角いタイプなど形はいろいろですが、役割はシンプルで、外から新しい空気を取り入れる入口です。

そして、多くの住宅では

  • 換気扇(排気側)で空気を外へ出す
  • 自然換気口(給気側)から空気が入ってくる

という形で、24時間換気の流れが成り立っています。

つまり、換気扇だけ綺麗にしていても、
入口(給気口)が汚れて詰まっていたら、そもそも新しい空気が入りにくいんですよね。


私が「今まで気づかなかった」理由(これ、同じ人多いと思います)

なぜ18年間も放置してしまったのか。理由ははっきりしています。

24時間換気扇の方ばかり気にしていた(排気口)

我が家には24時間換気の換気扇が3か所ありました。
(2つのトイレに各1カ所と階段のあたり、合計3か所)

そこは一度自分でフィルター交換したこともあり、汚れが本当にひどかった。
だから「換気=換気扇を掃除するもの」と思い込み、そこは日課にしていました。

自然換気口は「外れないもの」だと思い込んでいた(給気口)

自然換気口は各部屋に1つずつ、さらにリビングには2つ。
大きな部屋にも2つ。
数が多い分、「面倒そう」「そもそも外れないのでは?」と勝手に決めつけていました。


ところが…実際は「留め口(ツメ)」を開けるだけだった

今回、年末掃除の流れで改めて見てみたら、
下の部分に**留め口(ツメ)**がありました。

そこをパチっと開けると、
「え、こんなに簡単に外れるの?」
というくらいあっさり開きました。

そして、さらに重要なのがここです。


換気口の内側に「品番」が書いてあった(ここが勝負)

カバーを外して中を確認すると、外側(または内側)に
**品番(型番)**が記載されていました。

ここで私は「これはいける」と思いました。

なぜなら、品番が分かれば…


Amazonで品番検索 → 交換フィルターがすぐ見つかる

品番をスマホでメモ(または写真撮影)して、そのままAmazonで検索。

すると、対応する交換フィルターがすぐ見つかりました。
しかも安い。まとめ買いだとさらにお得。

今回私が見つけたのは 直径120mmタイプで、15枚入り。
(※換気口の種類によってサイズ・形状が違うので、必ず確認してください)


「洗って再利用」じゃなくて「交換」が正解だと思った理由

フィルターを外した瞬間、こう思いました。

「これ洗って使えるかな…?」

でも、汚れを見てすぐ考えが変わりました。
フィルターは空気の入口。
ここは“節約”よりも 清潔さと気持ちよさ を優先した方がいい。

新品に替えたら、見た目もスッキリして、なんとなく部屋の空気も気持ちよく感じました。
何より、精神的にスッキリしたのが大きいです。


【手順】自然換気口フィルター交換のやり方(1から10まで丁寧に)

ここからは、実際に私がやった流れです。
基本的に「道具ほぼ不要」でできます。


1. まず場所を探す(各部屋・リビングは複数あることも)

  • 各部屋に1つずつあることが多い
  • リビングや広い部屋は2つあることも
  • 壁の上の方(天井近く)にあるケースが多い

2. 換気口の周りにホコリが付いていたら、軽く拭いておく

カバー周りにホコリがあると、開けた瞬間に落ちやすいので、
先に軽く乾拭きしておくと後が楽です。


3. 下側の「留め口(ツメ)」を探す

多くのタイプは、下側にツメがあります。
「ここを押す」「ここを引く」など、簡単な構造です。


4. ツメを外してカバーを開ける(力任せにしない)

硬そうに見えても、たいていはスッと開きます。
力任せにすると割れたりするので、ゆっくり。


5. 内側のフィルターを取り出す(汚れが落ちやすいので注意)

この瞬間が一番汚れが落ちやすいです。
下にティッシュや新聞紙を敷いておくと安心。


6. 換気口本体の「品番」を探してメモする(写真が確実)

品番が書いてある場所は換気口によって違いますが、
必ずどこかに印字されていることが多いです。

おすすめは
品番をスマホで撮影 → そのままAmazonで検索。
(打ち間違いが減ります)


7. Amazonで「品番+フィルター」「換気口 フィルター」で検索

例:
「メーカー名 換気フィルター」とか
「FY-GK45L 交換フィルター」
など。

※今回のように直径120mmタイプなど、サイズでも絞り込めます。


8. 新品フィルターをセット(向きがある場合は表示に従う)

基本は「置くだけ」「はめるだけ」。
もし向き指定がある場合は、商品説明やパッケージに従います。


9. カバーを戻して、ツメがカチッと閉まるのを確認

中途半端に閉まっていると、隙間ができたり外れやすくなります。


10. 全部屋チェック(リビングは2つあるかも)

ここがポイントです。
自然換気口は意外と数が多いので、
**「全部やったつもりが1つ残ってた」**が起きがちです。

我が家も、各部屋+リビング2つ+大きい部屋2つで、結構な数になりました。


交換の目安(どのくらいの頻度でやればいい?)

環境によって違いますが、一般的には

  • 花粉が気になる季節がある
  • 車通りが多い
  • 砂埃が入りやすい
  • ペットがいる

こういう家は早めの交換が安心です。

私は今回「18年放置」の反省もあるので、
今後は 半年〜1年に1回くらいを目安に、年末掃除のルーティンに組み込もうと思います。


私が買った交換フィルター(Amazonリンク置き場)

ここに商品リンクを貼ると、記事が完成します。

  • ▶ 交換フィルター(直径120mm / 15枚入り)

※注意:必ず「品番」「サイズ」を確認してから購入してください。


まとめ:24時間換気扇を掃除している人ほど、自然換気口も要チェック

私はずっと、24時間換気扇(排気側)ばかり気にしていました。
でも今回、自然換気口(給気側)を初めて開けてみて痛感しました。

入口が汚れていたら、換気の効果も気持ちよさも半減する。

そして何より、
品番を見つけて検索すれば、
安く・簡単に・自分で交換できるということ。

もし、自然換気口を一度も開けたことがないなら、
年末掃除のタイミングでぜひチェックしてみてください。
「気持ちよさ」がかなり変わります。

追伸

「換気扇は掃除してるから大丈夫」
そう思っていた過去の自分に言いたいです。

**“出口だけじゃなく、入口も掃除しよう”**と。

ABOUT ME
こむぎのパパ
京都市生まれ、大学まで実家で過ごす。 外資系企業に就職し北海道から福岡まで5拠点での転勤と長年の単身赴任を経験。海外出張も多いおかげで、見分を広めることができました。 コロナをきっかけにブログを書き始め、定年1年前からは動画配信に興味をもちYouTube動画『こむパはこむぎのパパだから』を立ち上げました。 このブログ同様にYouTubeへもお立ち寄りいただき、チャンネル登録といいね!をお願いします。人生100年時代、まだまだ走り続けます~!