冬キャンプと雨で確信|ダウンに戻れないプリマロフトの魅力とは

冬の防寒着といえば、長いあいだ「ダウン一択」だと思っていました。
軽くて暖かい。確かに間違いではありません。
ただ、実際に使い続けてみると、ダウンには“気を使う場面”が多いのも事実です。
濡らせない、乾きにくい、洗濯が面倒、雨の日は着るのをためらう——。
そんな中で出会ったのが**プリマロフト(PRIMALOFT)**でした。
そして昨年から本格的に使い始め、冬キャンプと雨天で「これは戻れない」と確信することになります。
目次
プリマロフトとは?簡単に言うと
プリマロフトは、もともと米軍の寒冷地装備として開発された高機能な化繊中綿です。
特徴を一言でまとめると、
- 濡れても保温力が落ちにくい
- 乾きが圧倒的に早い
- ダウンのようなロフト感がある
- 洗濯が簡単
「ダウンの弱点を、現実的に解決した中綿」
それがプリマロフトです。
私が使っているのは「LEVEL 7」
私が愛用しているのは、いわゆるプリマロフト LEVEL 7と呼ばれるタイプ。
これは軍のレイヤリングシステムでいう最上位の防寒レイヤー。
真冬の停滞時、極寒環境を想定した設計です。
正直に言って、暖かさは十分すぎるほど。
ただし、驚いたのはそこではありませんでした。
洗濯と乾燥で価値がひっくり返った
ある日、思い切ってこうしました。
- 中性洗剤
- 洗濯ネット
- 洗濯機で普通に洗う
そして午前中に干して、夕方。
もう乾いていました。
ダウンではまず考えられないスピードです。
しかもロフト感もほとんど変わらない。
この瞬間に思いました。
「これは“衣類として正しい防寒着”だ」
気を使わず、普通に扱える。
それだけで防寒着の価値は一段上がります。
冬キャンプと雨で確信した強さ
この冬、実際に雨のある冬キャンプでプリマロフトを使いました。
結果は、圧勝。
- 小雨でも気にせず着られる
- 濡れても冷えない
- テント撤収後、車移動中にほぼ乾く
- 翌日もそのまま使える
ダウンだと「今日はもう無理かな…」となりがちな場面で、
プリマロフトは行動を止めません。
冬キャンプで一番怖いのは、
濡れる → 冷える → 回復できない
その不安が、完全に消えました。
レイヤリングで“疲れない暖かさ”になる
私が落ち着いた組み合わせは、以下の通りです。
- 肌着:無印良品の「あったか綿インナー」
→ 化繊ヒート系よりかゆくなりにくい
- 中間層:フリースセーター
今年パタゴニアデビューしました
なぜこれこんなに高いの?っていう理由がやっとわかりました。
→ 体温を均一にためる機能がありぬくぬくです
- 外層:プリマロフト LEVEL 7
フリークストアオリジナルを買ったら安くて機能的です

これに、
- 中綿マフラー
- メリノウールのハンドウォーマー
- あったか綿ソックス
を組み合わせています。
ポイントは「暖めすぎない」こと。
プリマロフトは風と冷気だけを止める役割に徹してくれるので、
肩が楽で、着ていて本当に疲れません。
足元まで揃って完成した
雨の日・冬キャンプで特に助けられたのが、防水のサイドゴア・レインブーツ。
- 完全防水
- 脱ぎ履きが楽
- 地面からの冷えを拾わない
これに中であったか綿ソックスを合わせると、
足元の不快感がほぼゼロになります。
そして今、次に気になっているのが
中綿スリッパ(テント内用)。
靴を脱いだ後も、
「冷えない・すぐ履ける・すぐ脱げる」
この思想が、プリマロフトと完全に一致しています。
ダウンが悪いわけではない
誤解のないように言うと、ダウンは今でも素晴らしい素材です。
ただ、
- 雨が降る
- キャンプに行く
- 洗濯する
- 気を使いたくない
こうした現実の生活シーンでは、
プリマロフトの方が「結果として快適」だと感じました。
結論:プリマロフトは“大人の防寒着”
プリマロフトを使い続けて感じるのは、
- 暖かさ
- 扱いやすさ
- 安心感
- 行動の自由度
これらの総合点がとても高いということ。
「一番暖かい」より
「一番気持ちよく使える」
その価値に気づいたとき、
私はもうダウン一辺倒には戻れなくなっていました。
もしあなたが、
- 冬キャンプをする
- 雨の日も外に出る
- 防寒着に気を使いたくない
そう感じているなら、
一度プリマロフトを試してみる価値は十分にあります。
プリマロフト=冬キャンプ
プリマロフトは僕の中でダウンを超越した
プリマロフトは雨でもへっちゃら(重くならない)
プリマロフトは洗濯簡単、すぐ乾く
プリマロフト断熱最高
















