アメリカFRBの公定歩合引き上げによる円安傾向が
毎日のようにニュースになっています。
円安による原材料の高騰等により
以前の円安の時に比べても恩恵を受ける企業は少ないと言われています。
目次
円安は続くのか?
FRBの公定歩合引き上げはアメリカ国内の
インフレ指標となる数値が引き下がらない限り続くと
言われています。但し中長期という視点においては
下げざるを得ない時期が来るのは当然ですが
それがいつなのか?これは予測が困難な状態です。
個人としての円安対策
いつまで続くかわからない円安傾向ですが
この変化の中でどんな対策を個人がやればいいのか?
考えてみました。
外貨定期預金などの海外金融商品は?
いつまで続くかわからない円安傾向の中で
一年定期などの外貨定期預金を組むのは
急激に変動する可能性もあるので僕は消極的に捉えています。
外国金融商品に投資するのであれば
S&P500やオールカントリーの投資信託を
毎月同じ金額だけ投資する(ドルコスト平均法)で
為替相場や株相場に左右されることなく
投資をする方が最終的にはプラスになるのでは?と
考えています。(長期的な目線です)
日本のものを個人輸出
企業は日本で作る製品の原材料を外国に依存していることが多いので
円安の恩恵を多く受けることは少なくなったと言われていますが
個人が輸出する場合、なにか製品を製造する以外は
原材料費の高騰の影響を受けることはないと思われます。
日本マニアの人たちに向けて販売
日本の伝統的な着物や工芸品などは海外でも多くのファンの方がいて
コロナ入国制限が厳しい日本へは日本へ旅行に行きたくても
来れない人たちがたくさんいてるはずです。
このような人たちにむけて商売するのは
円安の中では良い条件になっていると思われます。
ebayが注目されている
日本でもメルカリのような個人のものを気軽に売買できる
オンライン上のフリーマーケットスタイルのものが
定着してきましたが、その市場を海外へ向けたものがebayです。
何が売れるかを探すことが大切
まずはebayを登録に躊躇するということになりますが
そこに関しては『登録することでのデメリットは何があるのか?』を
考えればよいと思います。
世界の人に向けての発信ですから
どのような製品を出展すれば売れるのか?
この研究に力を注ぐのが大切だと思います。
『メルカリで仕入れてebayで世界に向けて高く売る』
時の注意事項
これって理想的だとは思いますが
そんなに簡単にできるわけではないです。
目利きが大切なのと販売できないものをしっかりと理解する必要があります。
また国内販売においても
『せどり』や『転売ヤー』と呼ばれる人が多くいて
不用意な販売価格の引き上げをしたり
また時には仕入タイミングを見誤り大量の在庫を抱える人もいますので
自分の得意の分野でのみ対応すべきです。
違法になることもあるので注意
せどりの違法例
・古物を販売するには許可が必要:古物商許可証
・チケット転売は違法:ダフ屋行為
・偽ブランド
・医薬品等を無許可での販売
常識範囲内での販売が必要となりますが
特に気を付けないといけないのは
古物商許可証は取得すべきです。
古物商の許可が必要
メルカリで中古品を仕入れて、販売(転売)するには
法人のみならず個人の場合でも古物商許可が必要です。
無許可で営業した場合 『3年以下の懲役または100万円以下の罰金』という罰則があります。
但し新品を販売店から仕入れて海外で転売するのは該当しません。
(個人から新品を購入しあ場合は中古品とみなされますので古物商許可が必要です。
古物商許可は警察
古物商申請は営業を始めようとする所在地がある
管轄警察署への申請が必要です。
必要書類と手数料(19,000円)の納付によって
約40日間で交付されます。
参考にしました☟
手軽に始められるけど、覚悟をもって商売を
どんな仕事もそうですけど
無責任な気持ちでお金儲けをしようとしてはいけません。
他の業種よりも比較的に手軽にできるビジネスですが
法律に則った手続きが必要であることは忘れてはいけませんよね。
〇中古品を購入して販売するときは免許が必要
〇輸出できない商品があることはお忘れなく
〇不得意な分野で仕入を見誤ると大やけどする
最後までお読みいただきありがとうございました。