2022年6月1日から愛犬に対して『マイクロチップ義務化』となりました。
これは2019年公布の『改正動物愛護管理法』が施行されたため
6月1日以降、家族に迎え入れた犬猫全てに対して
マイクロチップの装着・登録が義務化されたことによります。
(既に家族の一員となっている犬猫には努力義務)
目次
マイクロチップの詳細
大きさ:直径2㎜ 長さ12㎜の円筒型で最新型は直径1.4㎜ 長さ8.2㎜と更に小型化
チップの情報 | 15桁の数字で管理(ISO規格の個体識別番号で世界唯一) |
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装着場所 | 専用注入器で犬猫の皮下に埋め込み |
埋め込み可能年齢 | 犬は生後2週間 猫は生後4週間(品種により前後あり) |
マイクロチップのメリット | 迷い犬や迷い猫になった場合、マイクロチップをつけていれば保護されたときに飼い主のところに戻ることができます。 |
『日本の保健所で殺処分されるおよそ9割が所有不明の犬猫である』
この行方不明の理由は
飼いきれなくなって遺棄する『捨て犬』『捨て猫』状態もあるが
近頃では盗難や災害という不可抗力なことによる
行方不明の場合も多く発生している。
更に気をつけたいのは首輪が外れる事
僕も散歩中、首輪が外れてしまって脱走されたことがあります。
真夏の夕方に犬が後ずさりした際に
首からすぽっと首輪が外れてしまいました。
それに気づいた犬は大喜び
慌てて追いかけると逃げてしまい
道路への飛び出しや車への接触事故が怖いので逆効果
しっかりと距離を保ちながら50分以上の逃走の末
電信柱へおしっこをした隙にしっかり捕まえました。
それ以来、首輪タイプから
ハーネスタイプに変えて散歩するようにしています。
(柴犬は頭が小さいので抜けやすく、要注意です。)
おすすめハーネス
マイクロチップのデメリット
ごく稀に小型犬にマイクロチップを装着した際に
ショック死が起こる場合もあるという話。
ここのリスクをどのように見極められるのか?
全体事例も少ないのでしばらく様子を見る人も多いかもしれません。
絶対に迷子にならないという過信は捨てるべき
東日本大震災のような大地震が発生したときは
普段賢い犬でもパニックになり
逃げ出してしまうという可能性が高くなります。
絶対逃げない、大丈夫という確信はありません。
そういうときのためにも絶対に行方不明にさせないという
努力を飼い主はする必要があると考えています。
結論:飼い主の責任としてもマイクロチップ装着を
可愛い愛犬の体内にマイクロチップを埋め込むなんて論外と
反発する人が多々していると思います。
しかし犬は人間の言葉を理解しても
犬の言葉を理解してやれません。
つまり迷子になっても帰ってこれない犬が
たくさんいるってこと。
そしてどんな対策をしていても
いつ逃げ出してしまって迷子になるかも?というのは
人間の場合に比べてもはるかにその確率が高いということ。
そこを理解していれば
本当に大切なことを見失わなくてすむかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。