スカイスキャナーで航空券を選ぶ方法|最安より約6万円高くても7時間短い便を選ぶ理由

航空券の選び方で、私は「一番安い便」だけを基準にはしません。スカイスキャナーで名古屋からパリまで実際に検索してみると、最安より約6万円高くすることで、移動時間を約7時間短縮できる便が見つかりました。
もちろん料金は重要です。
ただ、海外航空券の場合は安さだけで選ぶと、移動時間が数時間、場合によっては10時間以上長くなることがあります。
私は航空会社で長く仕事をしてきましたが、航空券を探すときに最初から「最安」を選ぶことはほとんどありません。
先に考えるのは、「自分は何時間までなら、この移動に耐えられるか」です。
今回はスカイスキャナーで名古屋からパリまでの航空券を実際に検索した例を使って、「料金」と「移動時間」をどう比較すればいいのかを紹介します。
結論から言うと、今回の検索では最安より約5万9,000円高くすることで、移動時間を約7時間短縮できる便が見つかりました。
私はこの差なら、安さより時間を選びます。
目次
- 1. 名古屋→パリをスカイスキャナーで実際に検索
- 2. 最安プランは16万1,040円だった
- 3. スカイスキャナーは「移動時間」で絞り込める
- 4. 約6万円で約7時間を買うと考える
- 5. では「最短プラン」を選べばいいのか?
- 6. 私の航空券の選び方|料金を見る前に条件を決める
- 7. 「最安・最短・最適」は答えではなく入口
- 8. 60代の航空券の選び方|安さより時間を重視する理由
- 9. 実際の検索画面はYouTubeで紹介しています
- 10. 航空券を決める前に「自己乗継」も確認しよう
- 11. パリ旅行なら充電用の変換プラグも忘れずに
- 12. スカイスキャナーで航空券を選ぶときのよくある質問
- 13. まとめ|航空券は「自分が乗れる便」から安いものを探そう
名古屋→パリをスカイスキャナーで実際に検索
今回検索した条件は次の通りです。
出発地は名古屋、目的地はパリ。
11月16日出発、11月19日帰国、大人1名、エコノミークラスで検索しました。
航空券の料金やスケジュールは常に変わるため、この記事で紹介する金額は動画撮影時点の一例です。
大切なのは金額そのものではなく、航空券を比較するときの考え方です。
最安プランは16万1,040円だった
まずスカイスキャナーの検索結果で「最安」を見てみます。
表示された最安プランは、
| 比較 | 料金 | 平均移動時間 |
|---|---|---|
| 最安プラン | 161,040円 | 23時間30分 |
| 24時間以内に絞る | 212,960円 | 24時間以内 |
| 私なら候補にする便 | 219,580円 | 16時間38分 |
| 最短クラス | 約540,000円 | 16時間23分 |
最安プランは16万1,040円。
価格だけを見ると魅力的です。
ところが平均移動時間を見ると23時間30分あります。
ヨーロッパへ行くだけで、ほぼ丸一日です。
若い頃なら「6万円安いなら我慢しよう」と考えたかもしれません。
しかし60歳になった今は、少し考え方が変わりました。
移動だけで疲れ切ってしまい、パリに到着した翌日まで体調が戻らなければ、せっかく航空券を安く買っても旅行そのものを十分楽しめないからです。
スカイスキャナーは「移動時間」で絞り込める
そこで私が使うのが、スカイスキャナーの移動時間フィルターです。
検索結果にはたくさんの航空券が表示されますが、すべてを見る必要はありません。
まず、自分が許容できる移動時間まで候補を減らします。
今回、24時間以内に絞ると最安値は21万2,960円になりました。
さらに20時間前後まで絞っていくと、
私なら候補にする旅程として出てきたのが大韓航空でした。
料金は21万9,580円。
平均移動時間は16時間38分です。
約6万円で約7時間を買うと考える
ここが今回の記事で一番伝えたいところです。
最安プランと私が候補にした便を比較すると、
16万1,040円 → 21万9,580円
差額は5万8,540円です。
一方、移動時間は、23時間30分 → 16時間38分
約6時間52分短縮できます。
ほぼ7時間です。
私はこれを、「航空券が約6万円高くなる」だけでは考えません。
「約6万円で7時間を買える」と考えます。
7時間あれば、現地で食事を楽しむこともできます。
ホテルでゆっくり休むこともできます。
場合によっては観光を半日追加できます。
海外旅行では、お金だけでなく時間も旅行費用の一部だと思っています。
では「最短プラン」を選べばいいのか?
ここでもう一つ面白い結果が出ました。
移動時間をさらに短くして「最短」に近づけていくと、45万円を超える航空券が表示され、画面上の最短プランは約54万円でした。
平均移動時間は16時間23分。
先ほど私が候補にした21万9,580円の旅程は16時間38分でした。
つまり、約32万円多く払って短縮できる時間は、わずか15分程度です。
私はこれは選びません。
だから、「最安が正解」でもなければ「最短が正解」でもないのです。
料金と移動時間のバランスを見る必要があります。
私の航空券の選び方|料金を見る前に条件を決める
私は海外航空券を検索するとき、値段から入りません。
最初に「自分が許容できる条件」を決めます。
具体的には、
- 許容できる移動時間を決める
- 出発・到着時刻を見る
- 乗り継ぎ回数と乗り継ぎ時間を確認する
- その条件を満たす航空券だけに絞る
- 最後に料金を比較する
この順番です。
つまり、
「一番安い航空券を探す」のではなく、「自分が乗れる航空券の中から一番納得できる料金を探す」
ということです。
この順番に変えるだけでも、スカイスキャナーの検索結果はかなり見やすくなります。
「最安・最短・最適」は答えではなく入口
スカイスキャナーには「最安」「最短」「最適」といった見方があります。
便利な機能ですが、私はどれか一つをそのまま「正解」とは考えません。
例えば最安でも、乗り継ぎが長すぎるかもしれません。
最短でも、今回のように料金が極端に高いケースがあります。
また、料金と時間のバランスが良くても、自宅から空港へ行くために朝4時に起きなければならない便なら、私には合わないかもしれません。
最終的には、
料金・時間・乗り継ぎ・出発時刻・到着時刻を合わせて判断する必要があります。
60代の航空券の選び方|安さより時間を重視する理由
私自身、60歳になって「コスパ」の考え方が少し変わりました。
以前なら、
「同じパリへ行くなら安い方が得」
と考えていたかもしれません。
今は、
「現地に元気な状態で到着できるか」
も料金と同じくらい重要です。
海外旅行へ行ける日数にも限りがあります。
3泊や4泊の旅行で、往復それぞれ何時間も余分に使えば、それだけ現地で過ごせる時間は減ります。
定年後、時間に余裕ができたとしても、体力まで無限になったわけではありません。
だからこそ私は、安さだけではなく自分にとって快適な移動時間を大切にしています。
実際の検索画面はYouTubeで紹介しています
今回の名古屋→パリ検索は、YouTubeでも実際のスカイスキャナー画面を使って紹介しています。
文章だけでは分かりにくい「移動時間の絞り込み」が、動画なら5分ほどで確認できます。
▶ YouTube動画はこちら
「6万円高くても7時間短い!航空券は『最安』だけでは選ばない|名古屋→パリ」
ブログを読んでから動画を見ると、検索画面の意味がより分かりやすいと思います。
航空券を決める前に「自己乗継」も確認しよう
安い航空券を探していると、複数の航空会社を組み合わせた旅程が出てくることがあります。
ここでも価格だけで判断しないことが大切です。
特に「自己乗継」「ご自身で乗り継ぎ」などと表示される旅程では、途中で荷物を受け取り、再度チェックインしなければならない場合があります。
最初の便が遅れた場合の取り扱いも、通常の一続きの乗継航空券とは異なる可能性があります。
この違いについては別の記事で詳しく解説しています。
パリ旅行なら充電用の変換プラグも忘れずに
航空券が決まったら、次は旅行準備です。
スマートフォン、モバイルバッテリー、カメラなど、今の海外旅行では充電する機器がかなり増えました。
私は旅行用品も「安いものをたくさん買う」より、何度も使えるものを選ぶ方が結果的に楽だと思っています。
海外へ行く機会が多い人なら、国ごとに変換プラグを買うより、複数の国で使えるマルチタイプを一つ持っておくと便利です。
スカイスキャナーで航空券を選ぶときのよくある質問
一番安い航空券を選ばない方がいいですか?
必ずしもそうではありません。
最安便のスケジュールや乗り継ぎ条件が自分に合っているなら、それが一番良い選択になることもあります。
大切なのは「安いから選ぶ」のではなく、条件を確認したうえで安い便を選ぶことです。
「最短」の航空券なら失敗しませんか?
最短でも、料金が大幅に高くなることがあります。
今回の検索では、約21万9,000円の候補から約32万円高くしても、短縮できる時間は約15分でした。
時間差と料金差を一緒に見ることが重要です。
スカイスキャナーで航空券を買うのですか?
スカイスキャナーは、多くの航空会社や旅行会社の航空券を比較するために利用するメタサーチです。
検索した後、実際に航空券を販売している航空会社や旅行会社などのサイトへ移動して購入します。
航空券をどこで買えばいいのかについては、別記事で詳しく紹介しています。
航空券は安い時期まで待った方がいいですか?
航空券の価格は需要や空席状況などによって変動します。
「必ずこの日に買えば最安」という単純なものではありません。
航空券の価格が変わる仕組みについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ|航空券は「自分が乗れる便」から安いものを探そう
海外航空券を探すとき、一番安い数字にはどうしても目が行きます。
しかし今回の名古屋→パリの検索では、最安プランより約5万9,000円高くすることで、移動時間を約7時間短縮できました。
一方、さらに約32万円を追加して最短クラスの航空券を選んでも、短縮できる時間は約15分程度でした。
この結果を見ると、航空券選びで大切なのは、
「最安か最短か」ではなく「料金と時間のバランス」
だと分かります。
私が航空券を探すときの順番は、
自分が許容できる条件を決める → 候補を絞る → その中から料金を比較する
です。
スカイスキャナーは「一番安い航空券を探す道具」としてだけではなく、自分に合った航空券を見つけるための比較ツールとして使うと、さらに便利になります。
次回は、同じ考え方を使って名古屋からロンドンへ行く航空券を比較します。
朝7時20分発と9時15分発。
単純に早く出発すればいいのか?
60代の私ならどちらを選ぶのか、実際の検索結果を見ながら紹介します。






