アラフィフは
定年へまっしぐら
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会社の服装が完全自由化になった①

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その日は突然やってきた。
二年前に本社から会長の名前で
『来月から自律服装とし完全自由化とします』とのメール発信。

それまで会社は服装にも保守的であり
男性の場合は、真夏の6-9月を除きネクタイは着用
上下同一色のスーツのみで
ジャケット&パンツのコンビスタイルは許されなかった。

それがいきなり来月からって
ありがたいけど『何を着ていけばいいのだろう?』って
戸惑う声が。。。。

営業だから得意先のお客さんに会うことも多いので
カジュアルすぎると
『今日はお休みですか?』って聞かれるかも?

会長のメールには

『TPOを考えて適宜対応してください』

という言葉も付け加えられていた。

そして完全自由化の日。
廻りを見るとさまざま。

え?それスーツにネクタイ外してるだけやん?

っていう人もいるし

完全な普段着の人も

中にはセンスのよくない男性スタッフにさりげなく
男性ファッション雑誌を勧めたりして…
唯一40代のリーダーである美魔女スタッフは
『OCEANを読んでみてください』って具体的な雑誌名を
挙げてみんなを教育してくれていた。

オジサンたちも素直に
『うんうんわかった』って
頷く人ばかり

女子スタッフもオジサンたちの
センスを高めようとしているのが支店内に
新しい一体感のようなものが生まれた。
(実際にはお父さんをかっこよくしたいって
思う娘みたいな感じに僕の目には映った。)

会社の平均年齢は男性50歳、女性30歳という父娘みたいな
職場で世間でいう社内恋愛や社内不倫などのドロドロの関係は
全くなく平和だったのが
更に良い方向に組織が動いたと感じることができた

それにしても。。。。
女性スタッフってこんなに僕たち男性スタッフのことを
見ているのね。

ってことが一番の驚きでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

続きのお話はこちらから
会社の服装が完全自由化になった②~僕が気を付けたこと清潔感
会社の服装が完全自由化になった③~靴とベルト

ABOUT ME
こむぎのパパ
中学時代の顧問の先生の影響で高校英語教師を目指す。 教育実習後、産休教師として夢の教職に就いたが挫折し半年で退職。 外資系企業に就職し最近は地方の支店長として日本各地を転々。 そのおかげたくさんの人や場所に触れ合うことができました。 野球は関西人のくせに生まれた時からドラゴンズブルーの血が流れています。

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