7月の韓国出張をきっかけに、数回に渡ってコロナ禍の中で韓国旅行をするための
必要書類と入国手続きに対して説明してきました。
厳しかった入国制限に対する緩和の動きが更に進みました。
目次
2022年10月1日から韓国入国時に必要だったPCR検査が不要になった
先日韓国政府は『韓国入国後PCR検査義務を中止する』と
発表しました。
これは大きな動きで日本人観光客にとっても韓国旅行に行くときに
最難関だったハードルが取り払われたと思われます。
韓国人にも不評だったPCR検査義務
韓国へ入国する人全員に果たされていたPCR検査義務は
外国人だけでなく、旅行から帰国する韓国人にも必要で
24時間以内(到着日の翌日の23時59分まで)に
PCR検査を受ける必要がありました。
旅行から帰国した韓国人に対しての検査費用は
基本無料でしたが、やはり手間を考えると
何の縛りもなく自由に旅行に行きたかったはずなので
早くから撤廃の声があがっていました。
今後日本から韓国へ行くときに必要な書類は?
ビザ(査証)は観光目的であれば10月末までの入国であればK-ETA
日本人が韓国へ行く際には現在もビザが必要だという方針ですが
90日以内の滞在の観光目的であればK-ETAを申請することで
ビザ取得は不要となっています。
いずれは観光ビザが廃止?
日本政府が先日ノービザ復活を発表しましたので
対象国の相互免除が原則のノービザ方針を考えれば
近い将来韓国側も日本人に対してノービザを発表する可能性が高いと思います。
(ここまでが今までの記事)
【最新】韓国へはノービザで渡航可能。でもK-ETAは継続必要です。
以上のようにあれこれ書いていましたが
日本政府の『ノービザ復活』発表に呼応して
ついに韓国政府も2022年11月から日本人の観光目的の場合『無期限ノービザ』を発表しました。
これでやっとコロナ前と同じ条件に戻ることができました。
しかしK-ETAは当面間申請が必要です。
ビザは廃止されても入国審査を緩和するための目的として
K-ETAは廃止されずに維持されるのでは?と個人的には考えていました。
やはり、今回のノービザ発表となっても
K-ETAは継続される模様です。
K-ETAのメリット
入国審査の為に長時間、長い列を作って順番を以前は
待っていましたが、今後K-ETAで事前審査が完了しているのであれば
もっと短縮して簡単に入国できる可能性もあります。
実際に先日韓国へ行った人の話によると
僕が7月の制限付きの中での韓国出張の時と同様
入国検査に所要する時間はほんの一分程度で
飛行機を降りてから、入国、検疫、baggage claimまで
20分程度しかかからなかたとのことです。
日本も外国人入国者向けに事前電子審査制度を作ったらいい
韓国の場合,K-ETA申請に1万ウォン(1000円ちょっと)が
必要となりますが、
日本もそのようなシステムを海外からの入国する
外国人観光客に適用して
手数料を徴収すればインバウンド事業としても
具体的に財源を得るようになるのでいいのでは?と思います。
ちなみに目的や性格が若干異なりますが他の国も以下の通りに
入国の際には事前に電子申請と手数料が必要です。
国名 | プログラム名 | 申請料金 |
---|---|---|
アメリカ | ESTA(VWP=Visa Waiver Program)渡航者は必要 | 21米ドル |
カナダ | eTA | 7CANドル |
オーストラリア | ETAS(現在は本人のオンライン申請のみ) | 20AUドル |
大体2,000円前後の申請料金が必要となっています。
仮に日本も2000円の手数料を取った場合
2019年の訪日外国人は3188万人でしたので
2,000円x3,188万=637億円超です。
結論:現在韓国旅行に必要な手続き
話を元に戻して今後韓国へ旅行する際に準備が必要なものは以下の通り。
【韓国入国に必要なもの】
K-ETA | ビザの代わりに入国手続きを簡素化(1万ウォン) |
---|---|
Q-CODE | 検疫書類を簡素化するための手続き(無料) |
その他 | パスポート |
K-ETA申請画面(韓国語/英語のみです)
K-ETA日本語解説マニュアルはこちらから
Q-CODE申請画面(こちらも日本語はありません)
Q-CODEの日本語解説入力はこちらを参考にしてください。
【日本に帰国時に必要なもの】
接種証明書 | 帰国時の空港で確認されます(スマホアプリもしくは紙) |
---|---|
MYSOS | 青色になっていればファストトラックが利用できます。 |
日本へ入国の場合、ワクチン接種を3回していればPCR検査なしで入国が可能です。
3回以下の方はは現地でPCR検査を受けて陰性証明書を提出する必要があります。
日本帰国の際の飛行機のチェックイン手続きの際にも
同書類が確認されますのでワクチン接種が証明できる書類(紙もしくはアプリへの入力)が
必要となります。
【最新情報】2022年11月からMYSOSが廃止され新プログラムへ移行
デジタル庁が先日、『MySOS』を廃止して新しく
『Visit Japan Web』が始まります。
今まで陰性証明書などをMYSOSに登録して日本帰国時に
青色の画面になっていたらファストトラックが利用できてましたが
今後はVisit Japan Webをスマホに入れて入国手続きがよりスムーズになるとのことです。
このように以前に比べれば非常に簡単になり
旅行費用以外の追加出費も少なくなりました。
これから簡単に旅行できそうですね。
【追伸:参考記事】
<a href=”https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3NL2Q3+AY4Z8Y+40T2+5Z6WX” rel=”nofollow”>
<img border=”0″ width=”468″ height=”60″ alt=”” src=”https://www21.a8.net/svt/bgt?aid=221013003662&wid=001&eno=01&mid=s00000018767001004000&mc=1″></a>
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