コロナ発生による日本政府の水際対策の一環である
海外からの入国制限を始めとする世界各国での国別の方針によって
海外渡航をすることが本当に難しくなってしまった。
今まではノービザで行ける国がたくさんあったので
極端な話三日前にでも海外出張命令が決まると
手軽にパスポートさえあればあとは航空券の手配で
済んだものが今はあれこれと準備が必要となりました。
目次
韓国出張への準備
一か月ほど前に韓国への出張が決定しました。
海外へ行くのも2年半ぶり。
コロナ前とは異なり、ビザ申請、出発前のPCR検査
韓国到着後のPCR検査、海外旅行保険、韓国内でのアプリ、
日本入国時の必要なアプリなど色々と準備が大変です。
韓国の観光ビザ(C3-9)
今回は業務なので別のビザ申請をしましたが、
コロナ前までは韓国へ入国するには短期出張や観光の場合、日本人はビザ免除でしたが
2022年5月25日からビザ(査証)が必要となりました。
特に先日もニュースでも話題になった観光ビザが復活しました。
観光ビザ条件は以下の通りです。
・滞在期間が90日間です。
・日本人の場合は申請手数料は無料です。
(国ごとに相互で手数料が決まっているので
韓国から日本のビザ申請条件と同じ(無料)になっているとのことです。)
・申請から交付までの期間は各領事館によってことなりますので
それぞれのHPから確認してください。
ビザ申請場所は住民票がある管轄領事館
領事館 | 管轄地域(住民票のある場所) |
---|---|
大使館 | 東京、千葉、埼玉、栃木、群馬、茨城 |
大阪 | 大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山 |
福岡 | 福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
名古屋 | 愛知、三重、福井、岐阜 |
広島 | 島根、広島、山口、愛媛、高知 |
横浜 | 神奈川、静岡、山梨 |
新潟 | 長野、新潟、富山、石川 |
札幌 | 北海道 |
仙台 | 青森、秋田、岩手、山形、福島、宮城 |
神戸 | 兵庫、鳥取、岡山、香川、徳島 |
四国は県によって申請先が異なるので要注意ですね。
出発前のコロナ陰性証明書
韓国入国のためには以下のどちらかの方法での陰性証明書が必要です。
・出発48時間前のPCR陰性証明書
・出発24時間前の抗原検査陰性証明書
出発前というのは航空会社の出発時間ではなく、出発日0時を基準とします。
つまりPCR検査なら二日前、抗原検査なら一日前を意味します。
海外へ行くためのコロナ陰性証明書
木下グループが格安で検査を受けることができます。
以前はパスポート番号等が入ってなかった証明書であったので
国際線航空会社のほとんどは同証明書が無効と判断してましたが
先日から海外旅行用としてパスポート番号が明記された証明書を
追加料金を支払うことで発行してもらえることになりました。
個人的な見解ですが出発当日でも抗原検査を受けて陰性証明書発行が
可能ですが後述する韓国入国時にも日本帰国のためのPCR検査を受けるので
より正確なPCR検査を受けて出発することが良いと思います。
韓国入国検疫用Q-CODEの登録
韓国は事前に入国者のデータを確認することで入国手続きの迅速化を進めています。
そのためにQ-CODEという独自システムへ事前情報を入力し
それをスマホで取りこむ必要があります。
韓国到着後のPCR検査
現在韓国は到着後のPCR検査を要望していませんが
2022年7月25日入国から必要となります。
しかし今現在でも韓国到着後、現地でPCR検査を受けなければなりません。
それは日本へ帰国する際に日本政府が帰国者全員にPCR検査の陰性証明書提出を
求めているからです。
また6月8日からは全ての入国者の隔離義務が免除となりました。
これで一旦入国はできます。
コロナ対応海外旅行保険
韓国滞在中に感染が確認された場合、指定施設や病院で7日間の隔離が義務化されてます。
隔離後再度帰国前のPCR検査で陰性になれば帰国可能となります。
その際に追加費用(最初の7日間は日韓協定により費用発生しません)となる
8日目以降の延長滞在費は自己負担となるので新型コロナウイルス対応型の海外旅行保険への加入が推奨されています。
カード会社の付帯保険の場合は各カード会社へお問い合わせください。
日本帰国に必要なMYSOSアプリ
日本入国予定日の飛行機到着時間の6時間前までにこのアプリへの登録し
韓国で実施したPCR陰性証明書を添付をしておけば
迅速に入国手続きが完了します。(ファストトラック)
日本入国時の税関申告もアプリ対応
昨年の6月から税関では税関申告書の記入からアプリによる電子申告も認めました。
到着後ターンテーブルで手荷物を受け取った後
電子申告ゲートへ進みゲート通過が可能になりました。
なんでもスマホのアプリで便利にはなってきましたが
高齢者やスマホが苦手な方の場合は
この作業がまた厄介なことになりそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。